タンソンニャット国際空港で電波を拾わない
タンソンニャット国際空港(ホーチミン)に到着し、スマホの設定を機内モードから通常に戻します。
ベトナムで使える20日間のSIMは購入済みですが、この日数を少しオーバーして滞在予定なので直ちに使う必要も無い、空港でGrab呼ぶだけだしってことで、楽天モバイルをローミングして数日使う予定でした。
これまで、タイランド、フィリピンでは何も設定をイジらなくてもそのまま電波は拾うし、モバイルデータ通信も問題なく出来ていました。
が、ベトナムに到着して機内モードから通常に変更しても、スマホ画面右上の電波はグレイアウトされたままで、モバイルデータ通信どころか通話もできない状態でした。
使用機種はXiaomi 12T Pro
スマホは、Xiaomi 12T Proです。楽天のサイトを検索したら11バージョンで更新は止まっていて対応機種にありません。
ん?SIMフリー機なのに、ベトナムではバンド対応が無いのか?そんなバカな…もしや?マヂで!?と、思ったのも事実。(躓きポイント1)
とは、言っても通信事業者に一時的に問題があって繋がらないことも無い訳でも無いので、1日様子を見ることにしました。
自分なりに色々試したが…
が、繋がらない。…ってことで、自分自身でネットを検索します。
あらら、何故か「海外ローミング(データ通信)」が、OFFになってたわぁ。コレをONにします。
※「海外ローミング(データ通信)」は、My楽天モバイルを起動し右上の三本線をタップし契約プランから設定します。
スマホ側にも、ローミング設定がありそっちは元々設定済みです。
しばらく待っても電波の受信はありません。
データ通信は出来なくても通話はできるハズ。通話の電波を受信しないのは何故だ!
結論は、APN設定は、そもそもデータ通信の設定だと思いこんでいたのが間違いだった。(躓きポイント2)
スマホが出回り始めた当初は、国内向けのSIMフリー機などは手動でAPN設定する必要があったが、SIMフリー機として販売されている機種はそもそも各国のAPNが登録されていて自動でつながる電波を拾うんじゃないんですか?(APN自動設定ってなんのためにあるんだ?)
結局APNの自動設定が怪しい?
スマホのモバイルネットワークの「ネットワークを自動的に選択」をOFFにすると、ベトナムで使えるAPNがバラバラと表示されます。
が、全て「(禁止)」とあります。(躓きポイント3)
あらら、禁止ってことは使えないの?それでもダメ元で4Gとあったのを適当に選択してみます。
必死で接続にいっているようですが、やっぱり繋がりません。
実は、適当に選択したAPNがダメだったみたい。(躓きポイント4)
楽天のチャットに相談するハメに
流石にメインの番号で着信できないのはマズいので、楽天のチャットに相談です。
本人確認から使用機種、各種の設定のスクリーンショットを送り色々やり取りして、そして度々待たされて、APN手動設定で試して下さい。と言われます。それやったけどダメだったし、そもそも(禁止)って全部表示されているし、似たようなのもあるし、何を選択するの?ってスクリーンショットを送り問うと、(禁止)って書かれていても大丈夫なので2番目に表示されいるのを選択してください。と、…
で、設定の上再起動して下さいと回答がありましたが、指示されたAPNに設定しただけでバリバリ電波は拾うようになりました。
ホテルのWIFIをOFFにしてデータ通信にすると、4Gのマークも表示されます。再起動の必要も無くチャットに解決しましたと返事して完了しました。
まとめ
APN設定はあくまでもデータ通信に関わるものだと思っていて、手動設定にしたものの適当にAPNを選択してドツボった。
それと、楽天のサイトによれば、日本国内で「海外ローミング(データ通信)」をONにした上で渡航する必要がある。ってなっていた。
これがOFFのまま出国したのがイケないかも?と思ったこと。ソースは以下です。
これは、別に国外から設定してもオッケーとのことでした。これを先に読んでいたので、そもそもこれが原因で繋がらないのか?と思い込んでしまったこと。(躓きポイント5)
楽天モバイルがベトナムで繋がらない方は、基本的にはAPNを手動設定にして適切なAPNを選択しましょう。ってダケですが、まぁ色々と躓いたので私と同じ、どこかの「うっかり八兵衛」さんの参考になればと思い投稿しました。
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