海外へ旅行するアナタへ
少しネット知識があれば、暗号化されていない公衆無線LAN(WIFI)がどれだけ危険かは承知しているハズです。だから、個人情報がバリバリに入ったノートパソコンやタブレット、スマホを無料だからと言って旅先で安易につなぐのは危険なんですね。そんな小タを旅行者目線でチャチャっと拾ってみました。
関空や成田、神戸空港のフリーWIFIで中身が丸見え!!
日本でコレですから海外の(特にフィリピン等の東南アジアの)空港なんて同じ様にズブズブなんでしょうね。怖いですね~。
無線LANのメール丸見え 成田、関西、神戸の3空港
成田、関西、神戸の3空港が提供する無料の公衆無線LANサービスでインターネットを利用した場合、送信したメールの宛先や中身、閲覧中のウェブサイトのURLを他人がのぞき見できる状態になることが26日、神戸大大学院の森井昌克教授(情報通信工学)の実地調査で確認された。
無線LANを暗号化すればのぞき見を防止できるが、パスワードの入力などが必要となり、3空港は利便性を考慮し暗号化していないという。
森井教授は「利用者はリスクがあることを理解し、クレジットカード番号など大事な情報のやりとりは避けるべきだ」と話している。
2014/08/26
引用元:無線LANのメール丸見え 成田、関西、神戸の3空港 By 47news
半年以上経過しているので何か対策されているのかと思いザックリと期間指定してググってみましたがその後のニュースは無かった。
高級ホテルでの(主にWIFI)インターネット接続が危ない!!
フィリピンは対象になっていませんが、高級ホテルに限らず、まぁ何処のホテルでも普通に何かアルでしょうね。特に、アンヘレスのホテルは、ほぼ100%フリーWIFIを提供しています。パスワード付きでログインしたところで、覗き見ソフト、マルウェアー等も日常チャメシゴト(笑)かもね。
メールアドレス+パスワードでログインする場合は、パスワードの使い回しはご法度ですからね。
スパイ活動「Darkhotel」:アジアの高級ホテルを舞台に
Kaspersky Labは、「Darkhotel」と名付けられたスパイネットワークの発見を公表しました。このネットワークは、アジアの多数のホテルにて丸7年も活動を続けていました。それだけでなく、この活動にはプロフェッショナルで頭の切れる複数人物が関与しており、さまざまな手法を駆使した総合的なツールキットを作り出して被害者のコンピューターに入り込んでいました。
今回問題となっているホテルの滞在者に対する攻撃について、FBIが最初に言及したのは2012年のことでした。しかし、Darkhotelの活動に使われたマルウェア(別名Tapaoux)の出現は、2007年にさかのぼります。また、この活動を統制するC&Cサーバーのログを調べたところ、接続の記録は2009年1月1日にまでさかのぼることが明らかになりました。以上を考えると、この活動はかなりの期間にわたると見られます。
2014/11/11
引用元:スパイ活動「Darkhotel」:アジアの高級ホテルを舞台に By カスペルスキー
要は、高級なホテルにはオカニモチが宿泊するので、盗んだIDやパスワード、カード番号等は価値がアルって事ですね。ただ、安いホテルにはそれなりのスタッフしか居ないのは確かなので、別のリスクはある。ホテルのスタッフと結託して機器やソフトウェーを仕込むことはたやすいから。
個人向けのVPNのWIFI暗号化ソフト
機能制限された(英語)無償版もありますが、ノートパソコンやスマートフォン、タブレットなど5台まで利用できる暗号化されていない無線WIFIを暗号化できるソフトです。
- 本日のディバ!
- 日常的に使っているものを旅先で使うのは色々と使い勝手が良くて幸せなんですよね。
関連リンク:公衆無線LAN 危険 By Google
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