由緒正しいフィリピン旅ブログ(笑)なので、注意喚起の意味で拡散エントリーします。
(重要)TSAロックは、もはやセキュリティキーとしては意味をなさなくなった!
事の発端は、ワシントン・ポストがうっかり空港職員が持ってたTSAロックのマスターキーを写真付きで掲載、報道したのが原因で、その写真から3Dプリンタで複製され実際に解錠できたとのこと。
しかも、ご丁寧にGitHub(プログラムやデータ等の共有サービス)で3Dデータを公開し3Dプリンタを持っていれば誰でも5分で複製できる状態になってしまいました。
TSA-Travel-Sentry-master-keys By GitHub
TSAロックのカギの種別
TSAロックの種類としては”TSA001″~”TSA011″までが存在しています。
GitHubには、”TSA001″~”TSA007″までアップされています。
ちなみにカギの種別は、鍵穴の近くに表示があります。私の手持ちの、3つのTSAロックを調べたら以下の通りで、全て3Dデータにありました。(泣;
3Dプリンタで作成された実際のマスターキーが売買されるのは時間の問題
3Dプリンタがあれば誰でも簡単に複製できるので、コピーされた鍵が安価に売買されるのは時間の問題ですね。
しかも。”TSA002”のカギ1つあればほぼ全てのスーツケースを、痕跡を残さず開けることができます。
ハードトランクをセキュリティボックスとして使っていた人は注意!
フィリピンではセキュリティボックスから、ホテルの中の人によって開けられ現金が抜き取られる事は有名な話です。その対策として、ハードタイプのトランクをセキュリティボックス代わりにしていた人は、新たに別の対策が必要になりました。
3Dプリンタから複製したTSAロック解錠の動画
OMG, it's actually working!!! pic.twitter.com/rotJPJqjTg
— Bernard Bolduc (@bernard) 2015, 9月 9
WIKI:TSAロック
- 本日のディバ!
- まぁ、TSAロックのマスターキーなんて、これまでにも幾らでもコピーされてたと思いますが、これで一気に出回りますね。フィリピンの安宿のスタッフでさえキーホルダー代わりに持つ日は近いことでしょう。(笑
(編集後記)
アメリカに行く予定も無いのなら、鍵穴を潰しとけば対応できるかな。
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