サンミゲルで始まりサンミゲルで終わるフィリピンのビールについて
フィリピンのビール=サンミゲル社のビールですね。フィリピンでのビールシェアはなんと90%らしいです。
サンミゲル社そのものは商社ですので食品飲料関連事業としてビールの製造販売もしています。マニラに5番目の空港を100億ドル(約1兆円)規模で作るとか・・・。
ちなみにビール事業の株式を日本のキリンビールに売却した話も有名です。WIKIによると、麒麟麦酒は43%を保有しています。
そんなアンヘレスのビール&ドリンク事情について我が家で芋焼酎片手に呟いてみます。(For アンヘレスビギナー様へ)
サンミゲルライト(San Miguel Light)ALC5%
アンヘレスのバー街を徘徊する痛いオジサマがオーダーする定番中の定番ビールがこのサンミゲルライトです。カスタマーのビールオーダーシェア95%以上となっております。(当社独自調査によるwww)
時々「サンミゲルライト」すらウェートレスに通じない日本人(オレだ!オレオレ!)がいますが、そんな時は「エス・エム・エル」(=SML)でも通じますからご安心下さい。
カロリーOFFのさっぱり味なので、タイランドではコロナビールの様に柑橘類が添えられて提供されてます。
アンヘレスでも「with カラマンシー」と言えばフィリピン名物のカラマンシーを1~3個一緒に持って来てくれますので適量を搾ってボトルに入れます。カラマンシーは、もちろん無料です。お口直しに友人は良く頼んでます。
ちなみに、サンミゲルライトは日本の(正当派)ビールには属しません。
サンミゲルビール(San Miguel Pale Pilsen)ALC5%
バーでも時々飲んでいる人を見かけますが基本的には「年寄りのおっさん」の飲むビールとされています。(複数のバー娘談)
少し濃厚な味わいのビールです。SMLにも飽きたら(こっそり)オーダーすると良いでしょう。「エス・エム・ビー」(=SMB)とか「ビルセン」と言っても通じます。
サンミゲルアップルビール / サンミゲルレモンビール (ALC3%)
アルコール度数3%のレモンやアップルのフレイバー系ビールです。アンヘレスでは完全にダブルレディースドリンク専用の飲み物となってます。しかし、カスタマードリンクとしても注文できますのでアルコールに弱い方にはおススメです。
「サンミゲルレモン/アップル」でも「SMレモン/SMアップル」でもオーダーできます。
確かこのブログでも以前書いたな!?と、ブログ内検索したら、2011年にまんま同じことを語っていました。
レモンはあるけどアップルが無いバーもあります。どちらかと言えばレモン味がバー娘に人気です。(これまた当社独自調査www)
サンミゲルプレミアムオールモルトビール (San Miguel Premium All-Malt)
プレミアムオールモルトは、多分ニッポン人の誰が飲んでも旨いと唸るハズです。ですが、アンヘレスのバーでは殆ど見かけません。(大泣;
日本人経営のバーのオーナー様におかれましては、このプレミアムオールモルトをドリンクメニューに加えていただきたくお願い申し上げます。
JJスーパーマケットや、コンビニでは普通に買うことができるので部屋飲みとして冷蔵庫にストックしておきましょう。※缶も有り
サンミゲルの黒ビール(Cerveza Negra)セルヴェッサ ネグラも、アンヘレス詣のついでに一度は試しておきましょう。
残念ながらこの2種のビールは部屋飲みかレストランでどーぞ。
レッドホースビアー (Red Horse Beer)ALC?%
アルコール度数の高い(/強い)安価なビールです。アルコール度数は、6.9%,7%,8%と様々な度数で売られてたのかな?色んな度数があるようです。現時点でも楽天サイトでは缶表記に7%と8%が混在します。※製造国によって度数が違うのかな?と思ったりしてますが真相は不明です。
フィリピンでは大瓶が出回っていて現地人が好んで飲んでます。理由は安く酔えるから。
軒先で宴会しているのを見ると必ずこの大瓶がテーブルに並んでます。グラスに氷を入れて飲むのがフィリピン流です。
アンヘレスのバーでは、ドールハウスグループのバーで見かけて飲んだ記憶がありますが、旅行者がアンヘレスのバーでわざわざ飲む必要は無いと思います。
[番外]ドラフトビールについて
タイランドのゴーゴーでは安いドラフトビールの設定がありますが、アンヘレスでは見かけません。唯一、ドールハウスバー前の、Qバーでドラフトが確認されていますが飲んだ人の評判はマチマチです。ビールサーバーのメンテナンス状況で味が変わるのかな?との推測です。
グラス系ドリンクについて
アンヘレスのバーでオーダーされているベスト3は、ラムコーク、ジントニック、ウィスキーソーダです。何故か短いストローが添えられます。
アンヘレスのバーではビールと同程度の値段設定となっています。
ウィスキーソーダの場合は、オーダー後にウェートレスはウィスキーを何(要はウィスキーの銘柄)にする?と必ず聞いてくるので、ローカル(フィリピンウィスキー)と答えましょう。インポート系にすると、もちろん高くなります。
まぁ、はじめから「ウィスキーソーダ、ローカル」と注文すればいいだけです。w
アルコールの濃さが一定で無いバーもあるので、余り酔いたくなければ「ノー(orノット)ストロング」と言って薄めを注文してください。もちろん、アナタが漢なら逆バージョンの「ストロングで!(キリッ!」ってのも有りです。
ちなみに、ラムコーク、ジントニックはダブルの設定が無い頃のレディースドリンクの定番ドリンクでした。
余談ですが、ハイボールの語源は諸説あるようです。へぇ~そうなの?って感じでした。お暇な方はどーぞ。
WIKI:ハイボール Wikipedia
ショットドリンク
定番はテキーラですが、アンへレスではバー娘がオーダーするのは稀です。
むしろ初対面でテキーラをガンガン一気飲みされるようでは、アナタは鴨認定されていると思ってよいでしょう。
ロックオンしたら頃合いを見計らってオーダーして盛り上がって下さい。バー娘に奢ると、カラマンシーを3個くらい搾って飲み干しますが、カンペキに「カラマンシー酒」化してます。
中箱/大箱バーではテキーラガールと呼ばれるちょっとイケイケ風な娘も居て、テキーラの売り込みをする店もあります。
その他のショットドリンクについては渾身の自腹レポートをどーぞ。
最後に1つだけ。
お遊び系でブロージョブ(Blow job)と言うカルーア・ベースにホイップクリームを乗せたドリンクもあります。手を使って飲まないのがお作法です。(レディースドリンク向けです)
バー歴の長いベテラン娘に奢って匠の口技をニヤニヤ堪能するのも有りだし、バー歴の浅い素人娘に飲ませてぎこちなさをニヤニヤ楽しむのも有りです。
リンク先も含めて読んで頂ければ、アナタも今日からアンヘレス通です(笑
- 本日のディバ!
- ここ近年タイランドが割高傾向にあって、アンヘレスに流れてきてるタイフリークさんが多いようです。
そんなタイフリークさん向けに、あるようで無かったアンヘレスのドリンク事情について一部タイと比較しながら語ってみました。
酔ったので寝ます。グッナイクヤ。
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