木下グループのコロナ陰性証明書でフィリピンへ行けるのかの考察
今回もシュミレーションです。くどいようですが、鵜呑みにしないようにお願いします。
2022年4月初旬現在で近日中にフィリピンに行くには、コロナの陰性証明書が必要です。
コロナの陰性証明書は、PCR検査なら48時間以内、抗原検査なら24時間以内で取得したものとの条件があります。
抗原検査なら30分ほどで検査結果もわかります。
いつの間にか「木下グループ」と言う新型コロナPCR検査センターがあちこちの空港にできています。
木下グループなら空港で安価に検査ができて、かつスピーディに検査結果もわかるし、一応、英語併記もあるようです。
なので、海外渡航用に使える?使えない?って、感じで色々と情報が錯綜しています。
Twitterを眺めてみると、木下グループの陰性証明書でフィリピン入国をした人もケッコーいます。
ただ、フィリピン入国でも他便(フィリピン航空や全日空)だったりして日本航空での報告は、4月初旬時点では見つけることはできませんでした。※多分OKだと思いますが…
木下グループでの陰性証明書がフィリピン渡航で有効かどうかをJALさんにメールで問い合わせしてみました。
まぁ、聞くのはタダだし…って感じで期待はしていませんでした。
メールの返信は3日後だった
フライトに近い質問から回答していると送信後メールには書かれていましたが、返信は丸3日後で到着しました。
JALさんの回答は定型文(テンプレ回答)
「JAL便でゴールデンウィークにフィリピンに行く予定ですが、木下グループの陰性証明書は使えますか?他社便では使えるとのSNS投稿がありますがJAL便ではどうでしょうか?」
「フィリピンが入国条件として求めるすべての項目が、木下グループが発行する陰性証明書に記載されていれば、有効な証明書としてチェックインを承ります。」
なんちゃら論法に似たテンプレ回答で、期待した通りでした。笑)
ですが、以下の有用な記載がありました。
- 氏名
- 検査結果
- 検査方法
(RT-PCR,NAT/NAAT,Antigen検査が有効) - 有効期限
RT-PCR、NAT/NAAT:便出発48時間以内
Antigen検査:便出発24時間以内 - 英語で記載されていること
すべて記載されているかどうかをぼうすり様にてご確認のうえ、有効性の有無を判断くださいますようお願いいたします。
なお、入国条件や検疫体制は日々変更されております。
お手数ではございますが、陰性証明書の記載項目などの最新の情報は、出発前に大使館などの関連機関にてご確認をお願いいたします。
JALさんの回答を精査してみる
良くTwitterで散見される、生年月日やパスポート番号の記載はフィリピンでは求めていないと判断しました。※個人を特定するものが2つ以上あることってアメリカの引用だったかな。
ちなみに、4月初旬に木下グループでは陰性証明書のフォーマット変更がありました。変更後の木下グループの陰性証明書と照らしあわせると、氏名(OK)、検査結果(OK)、検査方法(OK)、有効期限(*注)、英語表記(OK)となりました。
(*注):検査時間が表示されなくなりグレー判定、日付は日本語表記ですが英語圏の人でも年月日は判断できるとしてOKでしょう。
【4月変更分】木下グループの陰性証明書(サンプル)は、こちら!
RT-PCRとは
RT-PCRは、ずばり以下で解決できました。
RT-PCRとリアルタイムPCR(real-time PCR)の違いは何ですか?
RT-PCR(reverse transcription PCR)はRNAに対してPCRを実施する手法であり、逆転写PCRやRNA-PCRなどと呼ばれることもあります。一方、リアルタイムPCR(real-time PCR)はPCRによるDNA複製過程をリアルタイムに測定する手法であり、定量的PCRなどと呼ばれることもあります。前述の通り、RT-PCRの「RT」はreverse transcriptionの略であり、real-time PCRをRT-PCRと略すことは推奨されません(RT-PCR と区別するため)。
出典:RT-PCRとリアルタイムPCR(real-time PCR)の違いは何ですか? 腸内細菌学会
NAT/NAATとは
こちらも、PCR検査の分類のようです。
NATとは
NATとは核酸増幅検査(Nucleic acid Amplification Test)の頭文字を取ったものです。遺伝子の一部の核酸を取り出し(抽出)、その核酸を倍々で増やして(増幅)、増えた核酸を検出することで遺伝子の有無を確認する検査法のことです。
数年前までは核酸の増幅方法がPCR(Polymerase Chain Reaction)法という方法しかなかったため、遺伝子検査法をPCR法というのが一般的でしたが、最近ではPCR法とは原理の異なる核酸増幅法:TMA (Transcription Mediated Amplification)、NASBA(Nucleic Acid Sequence-Based Amplification)、LCR(Ligase Chain Reaction)などが開発され、これらの核酸増幅法を利用した遺伝子検査法を総称してNATと呼んでいます。
NATを使用したウイルス検査法はウイルスの持つ遺伝子を数万倍以上に増幅して検出するため、従来の血清学的な検査法(ウイルス抗原、ウイルス関連抗体等を検出する方法)に比べ、極めて感度の高い検査法です。
出典:NAT(核酸増幅検査) 北海道日赤
略すのを4桁にしただけで、NAATもNATも同じだと思います。(多分)
Antigenとは
抗原検査ですね。「antigen」の英単語は、外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどのことを指す。語源については、「anti」は「対抗」の意味で、「gene」は「生む」の意味を持っている。
木下グループの陰性証明は使えるのかの結論
ん?これ、JALさんの回答だと木下グループでも(ほぼ)大丈夫じゃないですか?(個人の感想です)
少しググったら、英文表記の陰性証明書を無料で発行してくれる病院があったので、もし、仮に、IF、フィリピンに行くなら私は木下グループさんにはお世話にならず地元病院で検査します。
都道府県でワクチン検査パッケージなる無料の検査があることを知った。電話対応は土曜もやっているようなので電話して英語併記の陰性証明書を発行しているか聞くと、1病院だけ発行していると紹介された。そこに電話すると今日予約を受け付けてくれた。P国行きのシュミレーションは完璧になった。笑)
— クヤぼうずり@ヒヨッコ Angeles Addict (@kuya_bozuri) April 9, 2022
ゴールデンウィークまでには、フィリピン+JAL+木下グループの陰性証明書が有効か無効かはSNS投稿などで判明すると思います。
その時までの暇つぶしになれば幸いです。
コメント
先月木下の陰性証明書でアンヘ行ってきました。
成田ーマニラ、セブパシ利用。
チェックインカウンターでスタッフに確認すると名前の表記が英語なら木下で大丈夫と言われ無事飛行機に乗れました。
来月のアンヘ詣も木下の陰性証明書で行くつもりです。
セブパシ、パルは早くから木下でOKだったようなTwitter投稿があったんですが、この投稿の時はJALでまだ1件も検索できなかったんです。
変なところでニッポンクォリティ発揮されてダメになるのもアレだったので木下使わなかったんです。
木下の抗原検査でOKなら一番手っ取り早いですよね。