本当に失恋で傷ついた大和撫子を一人旅でフィリピンへ行かすのか?
マジか? ”失恋にフィリピンが効く”ってのは、100年早くないのか?
フィリピン政府のマーケッティングは、若い日本の失恋女性なのか?ターゲットは、本当にソコで良いのか?
どうやら、2015年の七夕にあわせてフィリピン政府観光省が「失恋にフィリピンが効く。」キャンペーンを大々的に打ち出したようです。
(公募で選ばれたガチの)失恋した女性が一人旅として選んだ地がフィリピンのマニラとボラカイ島で、最後はサプライズがある。・・・みたいなPRビデオが、YouTubeでも公開されています。先ずは、以下の動画をどうぞ。
失恋にフィリピンが効く。 ドキュメンタリー「南の島のサプライズ」
どうでしたか?この動画の様に立ち直ってくれれば良いのですが、泣きっ面にハチにならないように祈るばかりです。だって、フィリピンですから。
- (注意その1)空港で乗るタクシーがやっかい [0:40]
- 一番オススメのイエロータクシーでさえ、ターボメーターと称される早く料金がアップするメーターが存在します。その他のチョイスとしては割高なクーポンタクシーかな。度胸があれば一般タクシーも乗り入れがありますが、そのままタクシー強盗になったりする可能性も否定できないので、初めてのフィリピンでこのチョイスは冒険だと思う。
ちなみに、クーポンタクシー以外の後払いタクシーでは、99.9%お釣りは期待できません。
空港と言えばその国の玄関ですが、まだまだ運転手の意識改革ができていないのに、一体どのタクシーで移動させたいんでしょう?
- (注意その2)ハーバービューっぽいレストラン[1:00]
- いわゆるマニラベイにある海に突き出たレストランですが、日本のコジャレたレストランと同等の料金になるはず。随分前に4人で食べて、1.2万ペソ程度だったことがあります。マジか?って思いました。
もしハーバービューなら、ここは帰りのタクシーが法外な値段を言ってくるので注意です。
- (注意その3)サンチャゴ要塞(Fort Santiago)[1:17]
- マニラ観光ではテッパンとされるイントラムロス(Intramuros)にある場所ですね。こういった歴史的建造物については人それぞれなのでノーコメント。
イントラムロス界隈は、数年前に行ったきりだが、いちいちチップボックスがあったのが目についたし、チップ要求もあったかな。
- (注意その4)カレッサ[1:40]
- 小型の馬車。マニラでは悪名高いボッタクリの乗り物としてチョー有名ですね。
交渉力は必須だとされていますが、交渉しても無駄な場合もあるとかないとか。
”カレッサ ボッタクリ”でググるとザクザクヒットして笑えるので興味のある方はどーぞ。
- (注意その5)国内線[2:07]
- 国内線は遅延が醜い。まぁ、1時間程度なら「ヤッター!」って位に考えときましょう。時間があっても地方の空港なんてカフェでお茶して優雅に待てる感じじゃないですよ。椅子は壊れてたり、ゴミは散らかりっぱなしだし、ジュースが溢れてたり。エアコンの前はメチャクチャ寒かったりします。
- (注意その6)ボラカイ島[2:18]
- 季節によってはアオコ(緑藻)でがっかりする場所ですし、チャイニーズとコリアンだらけで五月蝿いです。以下で纏めています。
滞在のホテルは、恐らく2万/泊はするのかな。ビーチはホワイトサンドビーチ(ボートステーション1)の様だが、ビーチ際やビーチの様子が微妙に判らないような撮影になっているのは何故?www
この島でのアイランドホッピングは、複数回の経験がありますが、これほどちゃんとした料理は出たことが無い。これは一体どんなツァーなんだ?と素朴な疑問が・・・
それと、フィリピンはタイと違ってマッサージの文化がありませんし、こんな(ど)観光地で十分なエステができるとも思えません。
また、フィリピン料理を旨い旨いと連発して食べているが、この人は普段どんな料理を食っていたんでしょう。
と、まぁ、ザックリとこんな感じです。ハハハ。
タイトルからしてフィリピン政府観光省も、かなり狙った感がありますが話題作りとして、まんまと私が釣られてブログで拡散しているのなら効果があったと思います(笑
仕掛けたのは天下の電通サンみたいですね。
キャンペーンサイト:失恋に効く特設キャンペーンサイト
- 本日のディバ!
- フィリピン政府観光省のご担当者様におかれましては、続編で「痛いオッサンにフィリピンが効く。」をオニガイします。
(編集後記)
フィリピン旅行ブログを書きながらアレですが、若い女性を一人旅させる国としては10年は早い。素直にタイランド行っときなさい。と、ココ(←喉のあたりを指さしてます)まで、声が出かかっています。と、書いて率直な感想としておきます。さらまっぽ。
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